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全680ページ!シンガポールの団地写真集「HDB: Homes of Singapore」

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団地人気もすっかり定着し、コンスタントに団地関係本が出版されるようになった昨今ですが、なんとシンガポールの団地写真集が出版されました。

 

著者はシンガポール在住の岩崎玉江さんと小川栄太郎さんの夫婦によるアートユニット「KEYAKISMOS」と、シンガポール国立大学で教鞭をとる建築家の宮内智久さん。
KEYAKISMOSの二人が知人を辿りながら紹介された人たちの部屋を、宮内さんが撮影するというスタイル。

3年間で118戸の部屋を撮影したものをまとめたのが本書「HDB: Homes of Singapore」です。HDBはHousing & Development Boardの略で、日本でいうUR(旧日本住宅公団)のような組織であり、その組織が建てた団地の総称でもあります。

HDBはURのように賃貸住宅中心ではなく、全戸が分譲住宅。そのため、かなり大胆にリノベーションをしている部屋が多く、この本にもオシャレにリノベーションされた部屋が多数掲載されています。(オシャレな部屋が多く掲載されているのは、アーティストの2人が知人を辿っていった結果でもあると思いますが)

もちろんオシャレなリノベーション部屋だけではなく、40年近くオリジナルの姿のまま暮らしている人の部屋や、生活感あふれる部屋の写真も盛りだくさん。

なにせ680ページもある上に、本のサイズ自体もかなり大きいのです。

 

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とにかく大きい。分厚い。公団10年史の倍以上の分厚さ。

"一見冷たく見えるHDBの中に、多様な人種のさまざまな暮らしがある"ということを発信したいという動機から作られた本のため、表紙写真の印象に反して団地の外観写真が少なめなのは団地愛好家としてはちょっと物足りないところ。
それでも要所要所には外観写真もありますし、本当にいろんな使われ方をした部屋が載っているので見ていて飽きません。

シンガポールで出版された本のため普通の書店では入手できませんが、アマゾンで取扱いがありますし(僕もアマゾンで購入しました)、英語・中国語・日本語の3か国語で書かれているので辞書も必要ありません。

 

Hdb: Homes of Singapore

Hdb: Homes of Singapore

 

 約4,500円と少々値は張りますが、団地に興味のある人なら絶対損はしないはず!

 

jplus.sg

著者インタビューも見つけましたので、こちらもぜひ読んでください。