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日本給水党はてな支部

日本給水党党首の日々の記録

CDの終焉と恋人中心世界

最近よくCDを買っています。 itunesストアなどダウンロード販売が全盛ですが、CD。 いや、「全盛ですが」というより、全盛だからこそCDを買っていると言うほうが正しいかも。 というのも、最近山下達郎さんが様々な媒体のインタビューで語っていますが、来年にはアメリカの全てのCDプレス工場が閉鎖するかもしれないのです。

第三回ライナーノーツ|山下達郎 スペシャルサイト

(↑例えばここなど)

ソニーが米国のCD製造工場を閉鎖、音楽業界における縮図(サーチナ) - 海外 - livedoor ニュース

(↑あるいはこちらの記事も)

実際に全ての工場が閉鎖する時期が今年なのか来年なのか再来年なのかは分かりませんが、少なくともそういった方向に向かっていることは確か。 もちろんこの動きは早晩日本にも訪れる事でしょう。

そんな訳で、ここ最近は 「今すぐ欲しいわけじゃないけどそのうち買おうかな」 と思っていたCDをどんどん買っています。 「そんなに慌てなくても、それこそダウンロードで買えばいいのでは?」 と思われるかもしれませんが、itunesストアにしてもソニーのmoraにしてもまだまだラインナップは貧弱で、僕のよく購入する邦楽旧譜は特に酷い状況。 本来、店頭ではあまり売れない旧譜こそ、ちょっと前に流行った“ロングテール”の理論で充実させるべきだと思うんですが、そこまで手が回らないのでしょう。

今回買った「ステージ101」のベスト盤2枚もそんな、ダウンロード販売されていない音源。 「ステージ101」は1970~74年にNHKで放映された音楽バラエティー番組。 この番組の専属グループ「ヤング101」や、そのメンバーが東芝ソニーに残した音源をそれぞれまとめたのが上記2種のベスト盤です。

もちろん僕はこの番組をリアルタイムでは観ていませんが、中村八大や東海林修、いずみたく筒美京平といった面々が彼らのために提供した楽曲は、いわゆる「和製ソフトロック」の名曲ばかり。今聴いても全く古びていません。 (「和製ソフトロック」なんてジャンルは当時存在したわけではなく後付けで、それこそ達郎さんなんかはそういう歴史の後講釈的な括り方に批判的ですが、便利な呼び方なので…)

で、恋人中心世界。

作詞:小平なほみ、作曲:中村八大、編曲:山屋清。

誰のせいなのかしら あなたしか見えない 恋人たちがいない地球は 寂しい顔の星だわ 恋人たちはあたためあうの 熱い 熱い 熱い 恋にふれて

というリア充極まりない歌詞ですが、素晴らしい名曲。 この曲を最初に歌っていた小林啓子ヴァージョンと、ヤング101のファーストアルバム製作時に既に小林啓子が脱退していたので代わりに歌った井口典子ヴァージョンの2つの音源がありますが、どちらも甲乙つけがたい名唱、名アレンジ。 みさなまはどちらがお好きでしょうか?